地名にはいろいろな表記があります。地名で検索を行う機会は多くありますが、ひと口に地名といっても表記はいろいろです。たとえば大阪は大阪府、京都は京都府が正式な表記ですが、検索するときは「大阪」「京都」と入力するのが普通です。渋谷は、渋谷、渋谷区、渋谷駅と3つの表記が考えられます。「渋谷」がもっとも検索されている言葉ですが、この3つの表記で、複合語が微妙に違っているようです。
「渋谷」と「渋谷区」では訪問客が違う
「渋谷」では、ホテルや居酒屋、焼き肉、美容院など外から訪れる人が遊びや娯楽などの情報を探す傾向が強くなります。
「渋谷区」は、マンションや図書館、病院など、日々の生活に関わる情報が増えていきます。病院や自治体の施設を紹介するページにする場合には、「渋谷区」などのきちんとした区分けのほうが有効になります。「渋谷駅」は、よく使いそうですが、実際にはあまり検索されていないキーワードです。検索されたとしても、駅構内図や周辺地図が目的なことがせいぜいで、検索数は少ないです。「駅」についての解説文など、特別な場合を除いて「渋谷」と「渋谷区」を使い分けるべきだということがわかります。
地名を書く前に、キーワード最適化ツールで地名を検索して、表示される検索結果の傾向を確認しましょう。地名の場合、表示されるキーワードが多いのでキーワード最適化ツールがおすすめです。地名の表記者うまく使い分ければ、ターゲットを確実に呼び込めます。