固有名詞の表記

普段目にする広告では、英語があたりまえに使われています。しかし、検索エンジンで検索されるキーワードにかぎっていえば、英語の表記は圧倒的に少数派なのが現実です。

利用者の本音は「英語はわかりにくい」ということです。英語はSEO対策では有効なキーワードではありません。サイト名やカテゴリ一名、ページのタイトルなどはできるだけ日本語で表記しましょう。

ただし、例外もあります。それは製品やブランド名です。たとえば、検索エンジンのGoogleは、カタカナの「クーグル」よりも4倍以上検索されています。「SONY」は「ソ二一」よりも多く検索されていて、ソ二ーの「VAIO」はカタカナの「バイオ」よりも多く検索されています。カタカナのバイオの場合は、医療のバイオテクノロジーも含まれているにもかかわらず、「VAIO」より検索数が少ないのです。

なかには、英語と日本語の両方が検索されているものもあります。それは「グッチ」や「コーチ」などのブランド名です。たとえばグッチの財布を売っているときには「グッチ財布」も「GUCCI財布」も対策したほうがいいので「グッチ財布(GUCCI)」など英語表記も書いておきましょう。基本原則は、「英語を使わない」ことですが、AdWordsキーワードツールで検索数をチェックして本当に不要かを判断するようにしましょう。AdWordsキーワードツールなら、入力したキーワードの検索ボリュームも同時に調べられます。