リンク元

リンク元サイトの質を見極めるのも重要です。被リンクを得る方法で最も地道な相互リンクも、軽視できません。確かに検索エンジンへの登録は最優先事項ですが、それで上位表示が約束されるわけではありませんし、必ずしも常連客を呼び込めるわけではないからです。
被リンクの価値は数と質にあります。その点、相互リンクの場合は、 リンク元のサイトの質が高ければ値千金となる可能性も秘めています。したがって質の高い被リンクを得るためには、相互リンクは日常のSEO 対策として決して軽視できないものといっていいでしょう 。では質の高いリンク元とは何かということになりますが、最も単純に判断できる最低限の基準は、リンク元のサイトが検索エンジンの上位に表示されているか否かです。上位表示はおろか、 100 位にも入らないようなサイトから多くの被リンクを集めても、その効果はないに等しいでしょう。さらに、そのリンク元のサイト自体が持つ優良サイトからの被リンク数も重要な点です。なぜなら、まったく被リンクのないサイトにリンクを貼ってもらっても、リンクの広がりが期待できないからです。
また、被リンク先のサイトのテーマと自分のサイトのテーマの関連性にも注意を払う必要があります。これはユーザーがリンクを辿る際の習性を考えればおのずとわかります。たとえば「アフィリエイト」がメインテーマのサイトに訪れた人が、「音楽」を扱うサイトを訪れるためにこのサイトにあるリンクをクリックするでしょうか? むしろ新たに検索をして、違うサイトを探すに違いありません。これは検索ロボットにしても同じことで、サイトの内容と著しくテーマが異なる被リンクは、スパムと判断される恐れすらあるのです。つまりこの種のリンクも、被リンクの数は高められても「質」は高められないのです。
相互リンクを依頼する際に重要なテクニカルポイントがあります。それはリンク元のリンク表示、すなわち「アンカーテキスト(リンクテキスト )」 に、自らが選定したキーワードを含めるようお願いすることです。たとえば「携帯アフィリエイトバイブル」というページなのに「・・さんのページ」という標題でリンクを設置してもらっても、あまり意味がないということです。これは
SEO 対策として極めて重要なポイントなので、忘れずに実行するようにしましょう。
リンクを貼ってもらえそうなサイトを探したり、その運営者とリンケージ(リンクを貼る)の折衝をしたりと、地道なプロセスが要求される相互リンクですが、固定客(安定したアクセス)の確保は
重要な要素である以上、地道に個別の被リンクを獲得する努力が大切です。