キーワード選定

キーワードの重要性

PC サイトでは「キーワードの選択」がSEO 対策の最重要テーマだと 言われています。なぜなら、他サイトとの競合をできるだけ避けることが検索結果の上位表示への一番の近道だからです。
この 「 キーワー ドの選択」の重要性は、携帯サイトでもまったく同じです。各キャリアの トップページに検索ボックスが設置されて以降、ユーザーが「キーワー ド、検索」を利用する傾向はますます顕著になっています。ユーザーがいかなる情報を、いかなるキーワー ドを使 って探し 当てようとしているかを知ること。これは PC 、携帯を問わずアクセスアップのための基本中の基本なのです。

キーワードは「少なく  短く」

まず、実際のキーワード選定で心がけたいのは、「語数」を 2つまでにするということ。モバイルの場合は PCでの検索と異なり、その操作性の限界から検索語数を抑えられる傾向が強いからです。 事実、各種調査を見るとモバイルユーザーの 8割以上が、ほとん どの検索を 1語ないし 2語で検索しています。ただし、理想は単一ワードというのも、選定するキーワードが複数になれば、それだけ表示漏れリスクが高くなり、上位表示への道も険しくなるからです。一方、モバイル検索で使用されるキーワードの 1語(ワード)あたりの「文字数」も、短いものが多いという傾向があります。各種調査でも、 8割もの人が l ワードあたり 4~8文字のキーワードを  使用するという結果が出ています。もっとも、単に短ければいいというものではありません。 1~3 文字での検索頻度が高いと答えたユーザーは 2割にも満たないのですから。とはいえ、モバイル機器や検索システムの進化によって、今後この傾向に変化が起こる可能性は十分にあり得ます。

ニッチワードを狙う

アクセス数を稼ぐための王道は、言うまでもなく「人気キーワード(ビツグキーワード)で上位表示を成し遂げるとと」です。しかし、これがまさに、両刃の剣九特に個人サイトでは、ポピュラーなキーワードであるほど競合サイトが多くなり、キーワード対策の効果が薄れてしまうのです。もちろんありふれた単語は極力避けるのが常道ですが、かといって、あまりポピュラーでない言葉では、「検索する側が知らない=検索される機会が少ない」という事態に陥りかねません。たとえば「アフィリエイト」についてのサイトを立ち上げ、キーワードをズパリ「アフィリエイト」としたのは、自らライバルを増やしているようなもの。一方、これを素直に日本語化し 「成功報酬型広告」とすると、概念は正しくとも、 言葉 の認知度が低いため多くのアクセスは望めません。

客観的データは「キーワードツール」

ただ、こうしてキーワードを選定しても、主観的・感覚的要素が入り込むことは否めません。そこで多くのアフィリエイターが利用しているのが「キーワードツール」というウェブサービスです。
これは主に検索サイトが広告出稿者のために用意したツールで、人気キーワードの一覧と検索件数、同一キーワードでヒットする競合サイト数などのデータを無料で提供するサービスです。これを利用すれば、「どのようなキーワードが多用されているか?」どのようなキーワードの組み合わせが多いか競合相手は多いか少ないか?といった分析ができ、「ニッチキーワード」を探すことがで
きるのです。