テストと修正

サイト公開を行う前には、抜かりなく念入りにテストを行う必要があると言えるでしょう。これは、不具合があった場合に修正する必要があるからで、ホームページ作成が終わったからといって安心してしまうのではなくサイトの動作テストやデバッグ、閲覧者への配慮について考えていく必要があると言えるでしょう。サイト完成の後は、実際に運用する前にしっかり動作してくれるかどうかというテストと、パフォーマンス面でのテストを厳しくチェックし、不具合が見つかった場合にはすぐに修正していくようにしましょう。見つかった修正点や誤作動を改善するには、場合によってはとても時間がかかってしまうことも予想されるでしょう。このチェックという点をサイト制作のスケジュールとして考えていない場合は、ここで大きく予定が狂ってしまいかねないので、ここから制作に入るという場合にはきちんとテストとデバッグという工程を制作予定として組み込んでおくべきと言えるでしょう。ウェブサイトをテストする主な内容としては、「リンクテスト」、「ウェブブラウザ別の動作テスト」、「環境別の動作テスト」、「インタラクティブ要素の動作テスト」、「パフォーマンステスト」といった項目が挙げられるでしょう。このようなテストにも、ローカル環境での「ローカルテスト」と、ウェブサーバー上での「リモートテスト」の２種類があると言えるでしょう。ローカルテストは、OSやウェブブラウザを変えて、作成時とは違う環境でページが表示できるかというテストを行うのがメインと言えるでしょう。リモートテストは、 シージーアイの動作確認テストや、制作時と違うネット回線での処理速度の確認、リンクテストをメインに行う必要があるでしょう。